スズキ「ソリオ バンディット」お得なハイブリッドはどちらか

二つのハイブリッドを揃える「ソリオ」

スズキ「ソリオ」に待望のハイブリッドモデルが登場しました。

マイルドハイブリッドシステムから、ハイブリッドシステムへと進化した「ソリオ」は、どちらがお得なのか比較してみたいと思います。

比較するのは「ソリオ バンディット」の“SV”(ハイブリッド)と“MV”(マイルドハイブリッド)グレードです。

まずはシステムのおさらいからしておきます。

これまでのマイルドハイブリッドは、エンジンをアシストするシステムであり、モーターのみでのEV走行は出来ないようになっています。

減速時にISG(モーター機能付発電機)で、発電し助手席下に置かれる12Vのリチウムイオン電池と、鉛バッテリーに蓄電します。

蓄電された電力でISGを駆動させ、アイドリングストップ後の再始動と、加速時のアシストを行い、エンジンパワーを制御し燃費を向上させます。

新たに登場したハイブリッドは、これまでのマイルドハイブリッドシステムは残したままで、MGU(駆動用モーター兼発電機のモータージェネレーターユニット)と、ラゲッジフロア下に、高電圧100Vのリチウムイオンバッテリー(+インバーター)を追加しています。

このMGUと100Vリチウムイオンバッテリーのパワーで、モーターのみで走行するEV走行が可能となっています。

SVとMVの装備差とランニングコストを比較

バンディットSV(ハイブリッド)MV[マイルドハイブリッド(2WD)]
車両接近通報装置標準∗ 
PTCヒーター標準∗ 
モーターパワーメーター標準
タコメーター ∗標準
サブトランク ∗標準

装備は“SV”、“MV”ともに殆ど差が無く、“SV”に車両接近通報装置、PTCヒーターが備わり、“MV”ではタコメーターの場所に、“SV”ではモターパワーメーターが配置されます。

“SV”では100Vリチウムイオンバッテリーを搭載するために、ラゲッジフロア下のサブトランクは無くなっています。

バンディットSV(ハイブリッド)MV[マイルドハイブリッド(2WD)]
車両重量990950
燃料消費率(km/L)32.027.8
モーター最高出力(kW/rpm)10<13.6PS>/3,185~8,0002.3<3.1PS>/1,000
最大トルク(N・m/rpm)30<3.1kg・m>/1,000~3,18550<5.1kg・m>/100
メーカー希望小売価格2,046,600円1,825,200円

車両重量が“SV”はハイブリッドシステムを追加したために、“MV”と比べると40kg重くなりましたが、燃費は4.2km/L向上させています。

車両価格は“SV”が221,400円高い設定となっていますが、燃費性能が良いために自動車取得税、自動車重量税が、“MV”と比較すると12,800円免税となります。

免税される金額を差し引くと、208,600円“SV”は高いことになります。

“SV”は“MV”より4.2km/L燃費性能が優れていますので、差額分を取り戻すにはどれ位の走行距離が必要か、ガソリン価格を1ℓ130円として計算してみます。

年間走行距離を10,000kmと仮定して、“SV”は燃費が32.0km/Lですので、10,000km走るのに必要なガソリン量は312.5ℓです。

1ℓ130円ですので“SV”での掛かる費用は40,625円となります。

“MV”は燃費が27.8km/Lとなっていますので、必要なガソリン量は359.7ℓで、掛かる費用は46,761円となります。

“SV”と“MV”で10,000km走行すると、6,136円の差額が発生します。

年間走行距離10,000kmで10年間乗ったとすると、差額は61,360円で購入価格の差額208,600円の、半分にも届かない金額となっています。

“SV”と“MV”の価格差を、燃料代で補うには現実的には無理があり、コストパフォーマンスでは“MV”(マイルドハイブリッド)に軍配が上がります。

“SV”(ハイブリッド)は、スズキの技術面や販売戦略上意味があるグレードですが、実質的には“MV”(マイルドハイブリッド)がお得な選択です。

「ソリオバンディット」の試乗記事はこちらです。

https://kuruma-koukakaitori.net/susuki-solio-fullhybrid/ https://kuruma-koukakaitori.net/solio-bandit/

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