軽自動車衝突安全性能評価 を考えてみる

スポンサーリンク
探訪記682×171

軽自動車の衝突安全性能をランキング

独立行政法人自動車事故対策機構は、自動車アセスメント新・安全性能総合評価で、軽自動車衝突安全性能を公表しています。

軽自動車はそのボディサイズ故に、衝突安全性能確保が難しい車種として考えられてきましたが、規制が見直され軽自動車の安全性が強化されたことと、近年の車造りの技術進歩により、衝突安全性能は乗用車に迫り、それを超える車種も出て来ています。

自動車事故対策機構が公表する、衝突安全性能評価得点をもとに、テストされた軽自動車の衝突安全性をランキングをしてみたいと思います。

衝突安全性能評価の内容は

1.乗員保護性能評価(満点100)

■フルフラップ前面衝突試験(満点30)

運転席と助手席にダミーを乗せた試験車を、時速55kmでコンクリー卜製の障壁(バリア)に正面衝突させ ま す。そ の ときダミーの頭部、胸部等に受けた衝撃や室内の変形をもとに、乗員保護性能の度合いを評価します。

■オフセット前面衝突試験(満点30)

運転席と後部座席にダミーを乗せた試験車を、時速64kmでアルミハニ力ムに運転席側の一部(オーバーラップ率40%)を前面衝突させます。そのときダミーの頭部、胸部等に受けた衝撃や室内の変形をもとに、乗員保護性能の度合いを評価します。

■側面衝突試験(満点25)

 運転席にダミーを乗せた静止状態の試験車の運転席側に、質量950kgの台車を時速55kmで衝突させます。そのときダミーの 頭 部、 胸 部、腹部、 腰部に受けた衝撃をもとに、乗員保護性能の度合いを評価します。

■後面衝突頚部保護性能試験(満点15)

後面衝突を再現できる試験機を用いて、衝突された際の衝撃(速度変化等)をダミーを乗せた運転席または助手席に与えます。そのときの頚部が受ける衝撃をもとに、頚部保護性能を評価します。

2.歩行者保護性能評価(満点100)

■頭部保護性能試験(満点75)

人の頭部を模擬したダミー(頭部インパクタ)を衝撃装置により試験車のボンネット等に向けて時速40km(自動車の衝突速度は時速50km相当)で発射させ、衝撃点における頭部の傷害値を計測して、頭部の傷害の程度を5段階で評価しています。 

■脚部保護性能試験(満点25)

大人の男性の脚部を模擬したダミー(脚部インパクタFLEX-PLI)を衝撃装置により試験車のバンパに向けて時速40kmで発射させ、衝撃点における膝部や脛部の傷害値を計測して、脚部の傷害の程度を5段階で評価しています。

3.シートベルトの着用警報装置(満点8)

シートベルトの着用警報装置は、運転者以外の乗員のシートベルトの着用を促すことでシートベルトの着用率の向上を図るものです。

これらの項目の衝突安全性能評価点を合計すると「満点208」となり、得点により5段階(★~★★★★★)評価を行います。

170.0点以上「★★★★★」

150.0点以上170.0未満「★★★★」

130.0点以上150.0点未満「★★★」

110.0点以上130.0点未満「★★」

110.0点未満「★」

出典元:予防安全性能アセスメント|独立行政法人自動車事故対策機構

第1位ホンダ「N-WGN」G・Aパッケージ「178.8点/208点」「★★★★★」

ホンダの「N-WGN」は軽自動車唯一の星「★★★★★」で、5スター賞を獲得しています。

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

歩行者保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

「N-WGNは歩行者保護性能評価での得点が高く、「85.50点/100点」と軽自動車の中では最も高い評価を獲得しています。

歩行者頭部保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

フロント両ピラー付近に歩行者頭部に対して危険度が高い部分が存在しています。

歩行者脚部保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

  • 歩行者頭部保護性能試験「3.29点」×重み係数
  • 歩行者脚部保護性能評価試験「4.0点」×重み係数×速度換算係数

で得点「85.5点」が算出されています。

シートベルトの着用警報装置「6.00点/8点」

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

シートベルトの着用警報装置は「6.00点/8.0点」の評価で、後部座席用の警告が表示のみで警報装置が備わらないため減点されています。(得点75点×重み係数0.08で算出されています)

乗員保護性能評「87.35点/100点」

フルフラップ前面衝突試験/オフセット前面衝突試験

自動車アセスメント:ホンダN-WGN:フルラップ前面衝突試験
自動車アセスメント:ホンダN-WGN:オフセット前面衝突試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

乗員保護性能評価は「83.75点/100点」と高い評価を得ていますが、オフセット前面衝突試験での後席の評価が若干低くなっています。

側面衝突試験/後面後面衝突頚部保護性能試験

自動車アセスメント:ホンダN-WGN:側面衝突試験
自動車アセスメント:ホンダN-WGN:後面衝突頚部保護性能試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

第2位ダイハツ「キャスト スタイル」 G “SA Ⅱ”「166.0点/208点」「★★★★」

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

軽自動車衝突安全性能評価で、166.0点の第2位と評価されたのは「キャスト スタイル」です。

歩行者保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

歩行者保護性能評価試験では「75.81点/100点」と評価されています。

歩行者頭部保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

フロント両ピラーやボンネットフード両端に、歩行者頭部に対して危険度が高い部分が存在し、前方部分にもやや危険な箇所があります。

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

歩行者脚部に対して、フロントバンパー下部にやや危険度がある構造です。

シートベルトの着用警報装置「4.00点/8点」

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

後部座席のシートベルト着用について、警報や警告表示がないことが減点対象となっています。

乗員保護性能評「75.67点/100点」

フルフラップ前面衝突試験/オフセット前面衝突試験

自動車アセスメント:ダイハツキャスト:フルラップ前面衝突試験
自動車アセスメント:ダイハツキャスト:オフセット前面衝突試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

オフセット前面衝突試験において、後席での評価が低くなっています。

側面衝突試験/後面後面衝突頚部保護性能試験

自動車アセスメント:ダイハツキャスト:側面衝突試験
自動車アセスメント:ダイハツキャスト:後面衝突頚部保護性能試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

側面衝突試験では衝突された側のドアラッチが外れ、ドアが車体に食い込む状態となっています。

第3位ダイハツ「ムーヴ カスタム」X“SAⅡ”「165.5点/208点」「★★★★」

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

軽自動車衝突安全性能評価で、165.5点の第3位と評価されたのは「ムーヴ カスタム」です。

歩行者保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

歩行者保護性能評価試験では「81.84点/100点」と評価されています。

歩行者頭部保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

フロント両ピラーからボンネットフードにかけて、歩行者頭部に対して危険度が高い部分が存在します。

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

シートベルトの着用警報装置「4.00点/8点」

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

後部座席のシートベルト着用について、警報や警告表示がないことが減点対象となっています。

乗員保護性能評価「76.69点/100点」

フルフラップ前面衝突試験/オフセット前面衝突試験

自動車アセスメント:ダイハツムーヴカスタム:フルラップ前面衝突試験
自動車アセスメント:ダイハツムーヴカスタム:オフセット前面衝突試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

オフセット前面衝突試験において運転席側ドアが、工具を使わなければ開けられない状態にダメージを受けていることに加えて、後席の評価が低くなっています。

側面衝突試験/後面後面衝突頚部保護性能試験

自動車アセスメント:ダイハツムーヴカスタム:側面衝突試験
自動車アセスメント:ダイハツムーヴカスタム:後面衝突頚部保護性能試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

第4位「デイズ ハイウェイスター 」X「161.8点/208点」「★★★★」

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

軽自動車衝突安全性能評価で、161.8点の第4位と評価されたのは「ディズ ハイウェイスター」です。

歩行者保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

歩行者保護性能評価試験では「80.01点/100点」の評価です。

歩行者頭部保護性能評価試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

歩行者に対して両フロントピラーからボンネットフードに危険度が高い部分があり、ボンネットフード両端には中程度の危険性があります。

シートベルトの着用警報装置「4.00点/8点」

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

後部座席のシートベルト着用について、警報や警告表示がないことが減点対象となっています。

乗員保護性能評価「77.84点/100点」

フルフラップ前面衝突試験/オフセット前面衝突試験

自動車アセスメント:日産デイズハイウェイスター:フルラップ前面衝突試験
自動車アセスメント:日産デイズハイウェイスター:オフセット前面衝突試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

フルフラップ前面衝突試験において、運転席での評価が低く、オフセット前面衝突試験では、後席の評価が低くなっています。

側面衝突試験/後面後面衝突頚部保護性能試験

自動車アセスメント:日産デイズハイウェイスター:側面衝突試験
自動車アセスメント:日産デイズハイウェイスター:後面衝突頚部保護性能試験

出典:自動車事故対策機構 URL:/http://www.nasva.go.jp/mamoru/download/JNCAP

軽自動車で最も高い衝突安全性能評価ホンダ「N-WGN」特別仕様車の、お買い得度を考えてみました。

ホンダ「N-WGN」の特別仕様車は本当にお得なのか
ホンダのベーシックポジションも受け持つ「N-WGN」に、特別仕様車が追加されています。「N-WGN」と「N-WGNカスタム」では、特別仕様車が異なる方向性を持って仕上げられています。このそれぞれの方向性を持つ特別仕様車は、通常のグレードと比較するとお得なのかを考えてみます。
スポンサーリンク
探訪記682×171
探訪記682×171

シェアする

フォローする

買うネット関連コンテンツ